はじめに
ご覧いただきありがとうございます。
大蛇テック合同会社の長塩です。
ホームページ制作にてドメインを取得(契約)していただく際、わかりにくい単語が多いのでよくご質問を受けます。
今回はドメイン取得時の予備知識シリーズ第一弾、「whois情報公開代行」について解説していきます!
目次
- whois情報公開代行ってなに?
- そもそもwhois情報ってなんだろう?
- ドメインには情報公開の義務がある!
- whois情報公開代行とは
- 結局、「whois情報公開代行」は必要なの?
- まとめ
1. whois情報公開代行ってなに?
お名前.comなどでドメインを取得するときに、
whois情報公開代行を申請するかどうか選択しないといけません。
(申請する場合、年間追加費用1,000円程度)
この時点で「よくわからないから申請しなくていいや。。」と思考停止になってしまうお気持ちもわかりますが、
そんなに難しい話ではないので簡単に解説していきますね!
先に結論として申し上げておくと、個人情報の漏洩を防ぎたいのであれば申請するべき項目です。
2. そもそもwhois情報ってなんだろう?
まず、「whois情報」について調べてみましょう。
「whois情報」とは、「ドメインの登録(契約)者の情報」です。
whois情報(ドメインの登録(契約)者の情報) ・独自ドメインを取得・管理している人(法人)の情報 ・登録しているネームサーバー(DNS)の情報 ・実際に取得されて利用可能となった日時 ・技術担当者情報・経理担当者情報など担当者情報
上記のようにたくさんの情報がドメインに結びついています。
3. ドメインには情報公開の義務がある!
実は、ドメインには登録者の情報を公開する義務があり、それは誰でも確認できる状態になっているんです!
例えば、「このホームページを運営しているのは誰か知りたい!」と思った場合、
ドメインのwhois情報を調べれば先述した情報を知ることができます。
whois情報は誰でも閲覧可能で、個人情報を特定されたとしても罪に問うことはできないそうです。
4. whois情報公開代行とは
それでは、「whois情報公開代行」とは、なんでしょうか?
「whois情報」の「公開」を「代行」してくれる、ということです。
つまり「whois情報公開代行」とは、
whois情報に表示される個人や会社の情報の代わりに、違う情報(ドメイン取得に使った会社の情報)を表示してくれるサービスです。
5. 結局、「whois情報公開代行」は必要なの?
私の見解としては、会社・個人の情報を守るためには必須事項かと思います。
月額で計算すると100円程度なので、月100円で情報を守ってくれると考えればお得ではないでしょうか。
まとめ
whois情報公開代行とは、
契約した個人や会社の情報の代わりに、違う情報(ドメイン取得に使った会社の情報)を表示することで、情報を守ってくれるサービス
ということがわかりましたね。
IT業界では専門用語の解説がない登録・申請のページが多くあるので理解するのに一苦労ですよね。。
今後も皆様のわからないことを解消していくことができれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
長塩