ご覧いただきありがとうございます。
大蛇テック合同会社の長塩です。
この記事を読むと、
- shopifyがなぜ注目されているのか
- shopifyの強み弱み
などについて知ることができます。
それでは目次からいきましょう。
目次
- shopifyとは?
- shopifyの強み
①運用費の安さ
②SNSとの親和性
③構築スピードの速さ - shopifyが苦手なこと
- まとめ
shopifyとは?
Shopifyとは、簡単に言い表すとインターネット上にお店を開店することができる仕組みのことです。
shopifyを利用すれば、ネット上でクレジットカード決済や、画面上で在庫の管理もできちゃいます。
「それってAmazonや楽天市場と似たようなものじゃないの?」
というご質問をよくいただくので、ついでにその辺りの違いについてお話します。
Amazonや楽天市場とShopifyの違い
簡単にいうと、人通りがあるかどうかの違いです。
現実の状況で例えると、以下の通りです。
- Amazonや楽天市場 → デパート(ショッピングモール)の中にお店を持っている状態
- shopify → 田舎にポツンと立つ個人商店
デパート(Amazonや楽天市場)にて出店すると家賃や手数料は高額ですが、デパートが集客してくれるので、人通りがあります。利益が減る代わりに売りやすい、というイメージです。
一方、田舎にポツンと立つ個人商店(shopify)は安く手軽に商売を始められる代わりに、人通りはほとんどありません。
既存顧客、SNS、広告などを活用して売っていく必要があるため、難易度は高いです。
とはいえミニマムの運用であれば月額料金4000円程度で始められますのでリアル店舗に比べればかなりリスクは低いですし、小さくオープンしてみてどんどん販売施策を試してみるのも手段のひとつかと思います。
中にはインフルエンサー(ネット上の有名人)に広告してもらうことで、オープン当日から数百万円を売り上げた事例も耳にします。
shopifyの強み
shopifyの強みは色々とありますが、まとめると以下の3点になります。
①運用費の安さ ②SNSとの親和性 ③構築スピードの速さ
ひとつずつ解説していきます。
①運用費の安さ
先ほども記述しましたが、最小限の機能であれば月額4000円程度から始めることができ、一秒間に2万回の決済にも耐えられるサーバーを利用することができます。
テレビCMで広告して一気に注文されても、サーバーダウンの心配はありません。
他社と比較すると機能面から見ても圧倒的にお得です。
②SNSとの親和性
現代のネットショッピング(特にD2C)では、SNSの活用は必要不可欠です。
例えばInstagramのインフルエンサーによる評価(広告)、twitterでの口コミやリツイートなどでサービスの認知が広がっていきます。
ShopifyはInstagram、Facebook、Pinterest、TikTokと連携しており、さらにはyoutubeからも購入が可能になると先日発表されました。
③構築スピードの速さ
実は、デフォルトの機能や見た目のままでよければ、10分程度で出店できてしまいます。
この簡便性こそが、Amazonキラーと言われている大きな理由の一つです。
少ない労力(従来のECサイトの三分の一程度の工数)でカスタマイズからオープンまでが可能です。
一から作ると数十万円するような機能も、アプリをダウンロードするだけで実装できることも多いです。
まともなECサイトを作ろうと思ったら、制作費で1000万円以上かかることが一般的だったそうですからね。。
知れば知るほど「Shoipfyってすごいサービスだな」と思います。
shopifyが苦手なこと
ここまで良い点ばかりに注目してきましたが、Shopifyにも苦手なことがあります。
shopifyの弱点は、大きく分けて2点。
- 日本特有の機能が備わっていない
- shopify側に担当者や運用サポート電話窓口がない
順番に解説していきます。
日本特有の機能が備わっていない
例えば、以下のような機能です。
代引き決済 名入れ機能 ギフト(のし)対応 日本語の領収書発行
それぞれ対処法はありますが、デフォルトの機能としては現状存在しません。
商材や状況によりますが、アプリもしくはshopifyにプログラミングコードを追加することなどで解決できます。
詳しくはご相談ください!
※2022/8/30現在。Shopifyは頻繁にアップデートされるので、状況が変わることもあります!※
shopify側に担当者や運用サポート電話窓口がない
shopify以外のECプラットフォームでは、電話サポートや担当者が書類や口頭で依頼すれば手助けしてくれることがあります。
shopifyは、月額利用を開始しても担当者などおらず、メッセージでのオンラインお問い合わせのみです。
そのため、「パソコンが苦手なのでしっかりとサポートしてほしい!」という方にはあまり向いていないです。
弊社でECサイトを制作された場合は運用サポートのサービスも承っておりますので、ご希望の方はご相談ください。
まとめ
全体をまとめると、shopifyが注目されている理由は、
従来のECサイト構築サービスよりも安く迅速に始められ、手数料もお得で高機能
ということですね。
日本人にとって少々使いにくい部分があるものの、それを加味してもメリットの方が大きいと言えるでしょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
長塩