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本日の題材は「SEO外部対策」ですが、「外部対策=Googleにバレない人工リンク手法の追求と量産」というイメージを持っている人もおられるかもしれません。
それはちょっと違うというか、長い目で見ると良い方法とは言えません。
SEO外部対策の追い求めるべき本質は、「オンライン上での交流」です。
どうすればサイトが認知され紹介されるか、どこで、誰に、どのように働きかければいいかを考え行動していくことが外部対策の王道です。
ではどのように外部対策を行なっていけばいいのか?
SEOの歴史から解説していきます。
もくじ
前編
・SEO外部対策の歴史
・コンテンツの拡散経路を作る
・オンライン上でコミュニケーションをとる方法7つ
後編(次回)
・プロレス風マーケティング?BEEFとは
・バズを狙う方法4つ
・人が集まる場所を作る
・感想まとめ
SEO外部対策の歴史
SEO外部対策は、Googleの登場や検索エンジンの大規模アップデートとともに、大きく変わってきました。
現在Googleによって禁止されている手法も、その当時は主流として行われていたこともあります。
古代:Google誕生前
現在世界中で使われている検索エンジンであるGoogleの誕生以前、さまざまな企業の検索エンジンが乱立しており、検索の精度も低い時代がありました。
そのため、Webサイトの自動生成コンテンツや不正リダイレクト、外部スパムなど、今では明確に禁止されているようなSEO対策だらけの時代でした。
中世:Google誕生とリンク重視の時代
2000年初頭にGoogleが誕生し、検索エンジンの主流となっていきます。
古代までのような悪質な手法は減りましたが、相互リンクや隠しリンクなどのSEO手法が台頭。
当時、Googleの検索エンジンが、被リンクの数に依存していると予想されたためです。
現代:Googleのアルゴリズムによる低品質なサイトの排除
Googleの検索エンジンは数々のアップデートが実施されてきました。
その中で、不正な相互リンク、隠しリンクなどを行っているサイトは上位表示されることは無くなり、信頼性の高い良質なリンクを多く獲得することが、SEO外部対策で重視されるようになりました。
それでは、信頼性のある良質なリンクを獲得するにはどうすれば良いのでしょうか?
その答えは、冒頭でも述べた通り「オンライン上での交流」です。
オンラインで人々と交流することでリンク(繋がり)を作り、リンク(被リンク)を得るということです。
ではオンライン上で交流するためにはどう行動していけばいいのか、説明していきます。
コンテンツの拡散経路を確立する
ズバリ、SNS(Facebook、Twitter等)を運用しましょう。
今現在、SNSにおける最優先事項はFacebookとTwitterです。
ビジネス・プライベート利用のどちらも最大規模であるためです。
企業のブランドイメージに合わせて、好きなスタイルで運用していきましょう。
オンライン上で交流する方法7つ
被リンクを獲得するための外部対策として、周りとコミュニケーションをとるのは非常に重要です
では具体的にどうやって周りと絡むのが良いのでしょうか。
①同業他社や競合相手を話題にする
言うまでもなく相手を陥れることはNGですが、時にはユーザー目線での競合との比較コンテンツなどを作るのも一つの戦略です。
競合相手との交流が生まれ、リンクをつけたコンテンツを発信してくれるかもしれません。
②異業種・他地域を取り上げる
直接の競合相手を取り上げるのが難しいのであれば、直接の競合性のないところを取り上げる方法もあります。
もし美容室をやっているのであれば、美容関係で違う業種を特集してみる。
もしくは、他県の有名な美容室をレポート的に取り上げるとか。
少し視点を変えて、絡める相手を探してみましょう。
③まとめコンテンツを作る
「まとめコンテンツ」の作成は、集めた情報を並べるだけなので、言い方は悪いですがけっこう誰でも出来ます。
ただし、コピペのみのコンテンツではいけません。オリジナルの情報などを加えるべきです。
まとめコンテンツはモラル的に色々と議論が交わされているものですが、うまく取り入れましょう。
④SNS上で交流する
他サイトとの関係性を持つことを目的として、ソーシャル上で他のアカウントと絡むのも手法のひとつです。
自分たちのビジネスと関連性のある情報がタイムラインに上がっていたらリツイートしたりいいねやシェアをしたり、コメントをつけあったりして、周りのアカウントと友達になってみましょう。
⑤スポンサーになれるイベントやサイトを探す
イベントなどでスポンサー提供をすれば、そのサイトからはリンクが付きますね。
それからクラウドファンディングなどで支援できるものがあれば、支援先のWebサイトからのリンクが獲得できるかもしれません。
⑥人が集まる場所を作る
現実世界と同じように、Web上にも人が集まる場所があります。
Web上で人が集まりやすい場所は、ポータルサイトやまとめサイトだと言われています。
また、情報が集約されるポータルサイトやアンテナサイトに掲載してもらうためにはどうすればいいかを考えます。
自分たちの業界における人が集まる場所はどこなのか?そこで一番どうすればいいかを考えてみましょう。
⑦どこかと連携できないかを考える
世の中には個人運営レベルのサイトもたくさんあります。
そういったサイトと連携したり、掲載枠を提供してもらえないか打診してみることも手段の一つです。
長くなるので続きは次回!
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
以下引用サイトを掲載しておきます。
https://blog.hubspot.jp/32-white-hat-ways-to-build-inbound-links