昨日の記事ではHSPのメリットを書きましたが、今日はHSPのコントロール方法についてです。
この記事を読んでわかること
・HSP具体的な対策。
・HSPのような感受性が強すぎる人間はどうすれば生きやすくなるか。
HSPの人は敏感過ぎるため、多くの刺激に触れると心が疲れやすい。
・一般の人は気付かないから余力があるだけ!
・HSPの人は意識が分散している状態から、大事な事に集中できるようにすれば良い。
5つのHSP対策
1 環境への対策
・自分の身の回りを観察して、自分の気分を下げるリスト・上げるリスト両方を作成し、前もって対処しておく。
具体的な方法(紙に書き出す)
①視覚で観察する
・日常の生活空間でどんな刺激があるかを確認する
②聴覚で観察する
・落ち着く音、落ち着かない音を確認する。
リストの活用方法
①嫌なものリストの対策をすべて考えておく。嫌だと思う刺激をしっかり認識しておくだけでストレスの軽減につながる。
②気分が良い刺激をピックアップしておき、ストレスを受けたら気分が良い刺激に意識を向ける。
2 刺激への対策
・得意ではない刺激を避ける。
・自分がどういうタイプの刺激に弱いかを認識しておく。
①強い刺激
・好きな大きな音と嫌いな大きな音を探す。
②弱い刺激
・好きな小さい音、嫌いな小さい音に分ける。
例:本をめくる音は好きだが、時計の針の音は嫌い。等
3 リソース配分を考えておく
・HSPの人は周りから影響を受けやすく、エネルギー配分が苦手なので、前もってリソース配分を決めておくと消耗しにくい。
HSPの人は周りから影響を受けやすいので、頼まれた仕事等でいっぱいになってしまうことが多い。
4 過去記憶の処理
・HSPの人はネガティブな体験の影響が大きいので、過去を見つめて消化しておく。
過去のHSPによるメリット、デメリットに気付くためのワーク
①幼い頃の楽しかった体験を紙に書き出す。
②その幼い思い出はHSPが役立って居た事に気付く。
③その体験を共にした人が喜んでくれた事を思い出す。
また、その逆パターン
①幼い頃の嫌な体験を思い出す。
②その思い出はHSPが原因だった事に気付く。
③一緒に居た人のどの行動でHSPに影響したかを考える。
5 イベントチェックリスト
・HSPでイベントが好きな人も居るが、疲れる人の方が多い。
・イベントの何が原因でそうなるのかを考えてみる。
感想まとめ
自分の好き嫌いと得意不得意をしっかり認識することで、自分を上手にケアして実力も発揮することができるのだなと思いました。
断捨離などでシンプルな生き方を選ぶ人が多い中、HSPではない人も上記のことをやっておいて大事なことに集中できるようにしておけば、さらに生産性が上がるのではないでしょうか。